檻の中の恋と、奪いに来た君  〜閉じ込める愛か、奪い出す愛か〜


「琉生くん?」

朝。

愛葉は首を傾げた。

いつもならもう起きている時間。

なのに。

琉生がソファから動かない。

「琉生くん?」

もう一度呼ぶ。

すると。

琉生がゆっくり顔を上げた。

「……ん」

声が変だった。