檻の中の恋と、奪いに来た君  〜閉じ込める愛か、奪い出す愛か〜


しばらく歩く。

街灯の下。

二人だけ。

愛葉はふと立ち止まった。

「ありがとう」

琉生が振り返る。

愛葉は少し笑った。

「助けてくれて」

「守ってくれて」

「信じてくれて」

言葉が溢れる。