檻の中の恋と、奪いに来た君  〜閉じ込める愛か、奪い出す愛か〜


凛月は琉生を見る。

長い付き合いだった。

親友だった。

信頼していた。

だから。

静かに言う。

「頼む」

琉生の目が揺れる。

凛月は笑った。

「今度は泣かせんな」

その言葉に。

琉生は小さく頷いた。