檻の中の恋と、奪いに来た君  〜閉じ込める愛か、奪い出す愛か〜


翌日。

昼休みの教室はいつも通り賑やかだった。

「愛葉、今日一緒に帰ろうよ」

美咲が笑う。

「うん」

返事をしたその時。

教室の後ろから女子たちの小さなざわめきが聞こえた。

振り返る。

そこには凛月が立っていた。

「凛月」

思わず立ち上がる。

凛月は愛葉の席まで真っ直ぐ歩いてきた。

そして机に手をつく。

「放課後予定ある?」

突然の質問だった。