檻の中の恋と、奪いに来た君  〜閉じ込める愛か、奪い出す愛か〜



凛月と付き合い始めて三か月。

一緒に帰ること。

朝連絡を取ること。

夜おやすみを言うこと。

それがいつの間にか当たり前になっていた。

『おはよう』

朝起きると通知がある。

返事をすると、数秒後には既読がつく。

その速さに思わず笑った。

凛月は本当にマメだ。

毎日欠かさず連絡をくれる。

体調のことも気にしてくれる。

そんな優しさが嬉しかった。

だけど——

この頃の私はまだ気付いていなかった。

その優しさが少しずつ形を変え始めていることに。