【中】4人の運命の恋人〈ラブメイト〉に溺愛されてます!?



 今度は、ふわりと、きれいすぎる笑顔を浮かべる優生さんに、なんだか胸がヘンな感じになった。

 まぶたが持ち上がって、色素のうすい瞳がじぃっとわたしを見つめるようすも、思わずながめてしまう。

 ほんのり赤いほおと相まって、なんだか熱っぽく見つめられているような……。




「ずっと探してた女の子に出会えて、こうふんしてるのかな……こんなに体がらくなの、ひさしぶりだ」


「え……探してた……?」


「うん。僕はずっと好羽ちゃんをさがしてた。好羽ちゃんに会いたかった」


「っ……!?」




 初対面なのに、こんなにきれいな男の子にそんなこと言われちゃうなんて……!

 胸がヘンにドキドキするよ……。

 優生さんはふわりとほほえんで、わたしのほおに手をそえる。