【中】4人の運命の恋人〈ラブメイト〉に溺愛されてます!?



 尽くんも?

 首をかしげると、ほほえんでいた尽くんはハッとしたように目を開いて、「いえ、なんでもありません」とすこしあわてたように言った。




「そういえば、自己紹介をしていませんでしたね。おれは森口(もりぐち)(じん)です。優生くんとは幼なじみで、体が弱くなった彼を支えるために、生徒会に入っています」


「あ、わたしは白山(しらやま)好羽(このは)だよ。合併した女子校にもともと通ってて……。あの、生徒会って?」


「まだ聞いてませんでしたか? 優生くんはこの学校の生徒会長をつとめているんです。おれは副会長をやらせてもらっています」




 トラにぃがそんなようなことを言ってたけど、優生さんって生徒会長さんだったんだ……。

 それに、尽くんも2年生で副会長を?




「すごいんだね」


「はい。優生くんはなんでもカンペキにできるんです。体の不調によって、いまは多大なハンデを背負っていますが」