……でも。
「「ラブメイトがきらいでも」」
声がそろった2人は、おたがい目を合わせて、それぞれわたしを見る。
「僕は、このちゃんと仲良くなりたい」
「俺は、仔猫ちゃんがラブメイトをきらう理由を知りたいよ」
2人は歩み寄る言葉を言ってくれているけど、わたしは、そうだった、と自分の発言を思い出してうつむいた。
わたし、こんらんして“ラブメイトなんてキライ”って言っちゃったんだ。
そんなひどいことを言ったのに、あのことをたのもうなんて、あんまりにも自分勝手なんじゃ……。
「……ごめんなさいっ」
居心地がわるくなって、わたしはスクールバッグを持ったまま、思わず教室を飛び出してしまった。
「「ラブメイトがきらいでも」」
声がそろった2人は、おたがい目を合わせて、それぞれわたしを見る。
「僕は、このちゃんと仲良くなりたい」
「俺は、仔猫ちゃんがラブメイトをきらう理由を知りたいよ」
2人は歩み寄る言葉を言ってくれているけど、わたしは、そうだった、と自分の発言を思い出してうつむいた。
わたし、こんらんして“ラブメイトなんてキライ”って言っちゃったんだ。
そんなひどいことを言ったのに、あのことをたのもうなんて、あんまりにも自分勝手なんじゃ……。
「……ごめんなさいっ」
居心地がわるくなって、わたしはスクールバッグを持ったまま、思わず教室を飛び出してしまった。



