【中】4人の運命の恋人〈ラブメイト〉に溺愛されてます!?



 ふり返ると、ろうかにいた遊馬くんはにこっと笑う。

 でも、すぐに眉を下げて私に近づいてきた。




「ごめんね。なにかいやな思い、させちゃったんだよね?」


「……」




 わたしのほうこそごめんなさい、って言わなきゃいけないのに。

 うまく声が出なくて、やっぱり目をそらしてしまった。




「仔猫ちゃんのこと、たくさん知りたいって言ったのはうそじゃないよ。俺が仔猫ちゃんを泣かせちゃった理由も知りたい」


「わたし……」


「このちゃん。僕はこのちゃんのこと、大事にする。もう傷つけたりしない」


「俺もだよ♪ よく軽いって言われるけど、これは本気。俺の仔猫ちゃんを泣かせちゃったこと、後悔してるんだ」




 うしろから、前から。

 遠野くんも遊馬くんも、まじめな顔でわたしを見つめる。

 のろいのこともあるから、ちゃんとあやまろうって思って、わたしは胸の前で両手をにぎった。