小走りでかいだんを目指すと、横の教室から出てきた誰かと、どんっとぶつかってしまった。
「あ、ごめんなさいっ」
「こちらこそすみません、だいじょうぶですか?」
足を止めて横を見ると、深緑色の髪をセンターわけにした男の子が、メガネを押し上げながらわたしを見る。
この男の子もととのった顔をしてる……この学校、イケメンな男の子が多くない!?
「だいじょうぶ、ほんとうにごめんね……!」
「……」
「あ、あの、そっちはだいじょうぶ……?」
わたしを見つめたまま男の子がうごかなくなってしまって、どこかわるくしちゃったのかな……!? とあわてた。
なんとなくおどろいた顔をしてるように見えるけど……。
「……あ、すみません、おれも今日出会うとは思わなくて……」
「……?」
「あ、ごめんなさいっ」
「こちらこそすみません、だいじょうぶですか?」
足を止めて横を見ると、深緑色の髪をセンターわけにした男の子が、メガネを押し上げながらわたしを見る。
この男の子もととのった顔をしてる……この学校、イケメンな男の子が多くない!?
「だいじょうぶ、ほんとうにごめんね……!」
「……」
「あ、あの、そっちはだいじょうぶ……?」
わたしを見つめたまま男の子がうごかなくなってしまって、どこかわるくしちゃったのかな……!? とあわてた。
なんとなくおどろいた顔をしてるように見えるけど……。
「……あ、すみません、おれも今日出会うとは思わなくて……」
「……?」



