「優生さん、もしかして……!」 「うん……ここが、僕のアザがある場所」 そう答えると、優生さんはネクタイをはずして、ブレザーのボタンと、Yシャツのボタンをはずしていった。 ちらりと見えた胸には、バラの形のアザなんてない。 「消えてる……」 「やった……!」 わたしは思わず、優生さんに抱きついた。 「わっ……ふふっ、好羽ちゃんも病み上がりなんだから、あんまりはしゃいじゃだめだよ?」 「でも、うれしいですっ!」 「うん、僕も。……ねぇ、好羽ちゃん。キス、してもいいかな?」 「えっ」