「あ……消え、た……?」
「……よかった。のろい、とけたみたいだね」
「っ……!」
じわりと達成感が湧き上がって、涙がこみあげてきたわたしは、優生さんの顔を見る。
やさしくほほえんで、見つめ返してくれた優生さんに……。
わたしは、せいいっぱいの気持ちを伝えた。
「わたしっ、優生さんが好きです! 最初に出会ったときから、ほんとうは惹かれてましたっ」
「好羽ちゃん……」
優生さんの瞳がゆらいで、がばっと、抱きしめられる。
「うれしいよ……っ。好羽ちゃんは、僕のうんめいの女の子だ……」
「あ、わわ……っ!」
耳元で、熱い声がしてドキドキと胸がおおあばれした。
でも、優生さんも「あつっ」と声をもらして、すこしわたしから離れる。
見ると、左胸を押さえていて……。



