【中】4人の運命の恋人〈ラブメイト〉に溺愛されてます!?



「それって、同情でえらんだんじゃねぇの? ほんとうにあいつのことが好きなのか?」


「ちがうよ、ほんとうに優生さんが好き。優生さんにも、のろいがあるからっていう理由でえらばないでって言われたし」


「……ずりぃやつだな。のろいを盾にするよりずりぃ」


「ずるくない!」




 ムッとして言えば、トラにぃは背中をのばした。




「でも、そんなこと言うやつをえらばないなんてこと、好羽にはできないだろ。のろいの話を聞いたあとに好きになったなら、それは同情だ」


「っ……」


「どうなんだよ。あいつがかわいそうだから、一生あいつといるのか? そんな同情でしばるようなやつに好羽は渡さない」




 強い意志のこもった目に見つめられて、わたしは自分をふり返った。

 優生さんが好きだって自覚したのは、昨日。

 わたしは同情で優生さんを好きになったのかな……?