【中】4人の運命の恋人〈ラブメイト〉に溺愛されてます!?



 そっか。

 (じん)くん、みんなにも話したんだ。

 そんな言葉が出てくるくらい……優生さんは、みんなに好かれてるんだね。




「うん。2人とも、ありがとう。ごめんね。わたし、優生さんが好きなんだ」


「……そっか♪」


「ん……わかった」




 2人は眉を下げて笑う。

 わたしはもう一度「ありがとう」と伝えて、自分の席にスクールバッグを置くと、教室を出た。

 つぎは、尽くんに会いに行かないと。


 ろうかを歩いてかいだんの前の教室に向かうと、なかをのぞきこむまでもなく、尽くんが教室から出てきた。




「あ……好羽ちゃん? そっか、風邪、治ったんですね」


「うん、なんとかね」




 ほっとしたように笑う尽くんに、笑顔を返す。