だからわたしは、まっかになった顔をふとんでかくして言った。
「ね、熱が上がってきたので、寝ます……っ!」
「うん。おやすみ、好羽ちゃん。僕の夢を見てくれたらうれしいな」
「っ……!」
このままじゃ、ほんとうに優生さんの夢を見ちゃいそうだよ……。
まったく眠れる気がしなかったけど、わたしはムリやり目をつぶって、胸のドキドキを落ちつかせた。
そのあと、目がさめたときも優生さんはわたしのとなりにいて。
おなかがすいたと言ったら、ゼリーを食べさせてくれた。
“あーん”って。
はずかしくて、ゼリーがすっごくあまく感じたな……。
「もう17時だね……そろそろ僕は帰るよ」
「あ、あの、来てくれてありがとうございました……」
「ううん。好羽ちゃんのためならあたりまえだよ」
「う……」
「ね、熱が上がってきたので、寝ます……っ!」
「うん。おやすみ、好羽ちゃん。僕の夢を見てくれたらうれしいな」
「っ……!」
このままじゃ、ほんとうに優生さんの夢を見ちゃいそうだよ……。
まったく眠れる気がしなかったけど、わたしはムリやり目をつぶって、胸のドキドキを落ちつかせた。
そのあと、目がさめたときも優生さんはわたしのとなりにいて。
おなかがすいたと言ったら、ゼリーを食べさせてくれた。
“あーん”って。
はずかしくて、ゼリーがすっごくあまく感じたな……。
「もう17時だね……そろそろ僕は帰るよ」
「あ、あの、来てくれてありがとうございました……」
「ううん。好羽ちゃんのためならあたりまえだよ」
「う……」



