「ん……まだ体温が高いね。横になって」
「っ……!? は、はい……っ」
おでこにふれるために、優生さん自身もわたしに近づいたから、びっくりして顔がまっかになった。
ぎこちなくふとんのなかにもどれば、優生さんはベッドの前でわたしのイスに座ったままほほえむ。
はぁ、いろいろとびっくりするなぁ……。
「精神的なストレスかな。やっぱりまだ、1人をえらんで、3人を振ることになやんでる?」
「あ……いえ、もうしわけないとは思いますけど、だれをえらぶかは、もう決めました」
「え……」
優生さんはおどろいたように、目を丸くした。
「聞いたんです。……優生さんの、のろいのこと」
「……尽が、しゃべったんだね。僕を助けるために、僕をえらんでくれるの?」



