ふわっと目がさめて、まぶたを持ち上げる。
フルートの音色のような声が聞こえてきたほうを見ると、ととのったきれいな顔がほほえんでわたしを見下ろしていた。
「優生……さん……?」
「うん。おはよう、好羽ちゃん。おじゃまさせてもらってるよ」
「……えっ?」
優生さん!?
な、なんで優生さんがわたしの部屋に!?
びっくりして飛び起きようとすると、「急に起きちゃだめだよ」と優生さんの手に制止される。
「ゆ、優生さん、なんでっ……!?」
「好羽ちゃんが休むって聞いたから。僕も学校、休んだんだ」
「や、やす……!?」
そんなかんたんに!?
っていうかわたし、ヘンな顔してなかったかな!?
よだれとか、たれてないよね……っ!?



