【中】4人の運命の恋人〈ラブメイト〉に溺愛されてます!?



「お願いします、好羽ちゃん。優生くんを助けてあげてください」




 尽くんはふかく頭を下げた。

 そんな話を聞いて、優生さん以外の男の子をえらぶなんてできない……。

 わたしはとまどいながらも、胸を押さえて口をひらく。




「……うん。わかった」


「……ありがとうございます」




 頭を上げた尽くんは、ほっとした表情を見せた。

 わたしのアザを見て、のろいにかかってるってわかったのも、優生さんがのろいにかかっていたからなのかな……。

 じゃあ、優生さんの体にも、どこかにバラの形をしたアザが?


 見えるところには、なかった気がするけど……。

 そんなあたらしいもやもやをかかえながら、わたしは家に帰った。


 優生さんはどうして、わたしにも“だれかを好きになる権利がある”って言ったんだろう。

 最初からのろいのことを教えてくれていれば、わたしは優生さんをえらぶって、決められていたのに。