びっくりして、息を飲む。
目を伏せながら、尽くんはくわしく説明してくれた。
「優生くんが受けたのろいは、好羽ちゃんのものとは真逆で……4年後までに“ラブメイトと結ばれないと、4年間のながい眠りについてしまう”というものです」
「ら、ラブメイトと結ばれないと……!?」
「優生くんのタイムリミットは、好羽ちゃんよりもよゆうがあります。でも、あたらしいラブメイトをさがすにはきっと、時間が足りません。体だって……」
「……体?」
尽くんはまぶたをひらくと、こまったように、かなしそうにほほえむ。
「むかしから、体が弱いわけじゃないんです。のろいを受けてから、だんだんと……タイムリミットが近くなって、いまはひんぱんに具合をわるくしています」
「そんな……」
あれが、のろいのえいきょうだったなんて。
優生さんは、ラブメイトと結ばれないと4年間眠りについてしまう……。



