【中】4人の運命の恋人〈ラブメイト〉に溺愛されてます!?



「楽しんでもらえたなら、よかったです。でも……」




 ちらりと尽くんのほうを見ると、夕焼けに照らされた道で、尽くんは足を止めていた。




「好羽ちゃん。聞いてもらいたい話があります」


「……なに?」




 尽くんは胸に手を当てて、深呼吸をする。

 それから、熱っぽい目をわたしに向けた。




「おれは、好羽ちゃんが好きです。好羽ちゃんにおれをえらんでほしいっていう気持ちも、すくなからずあります」


「っ……」


「でも。……えらぶのは、優生くんにしてあげてください」


「えっ……?」




 優生さんを?

 どうしてそんなこと……?

 目を丸くして見つめると、尽くんは眉を下げてほほえんだ。




「優生くんはやさしいから、自分から言わないかもしれませんが。……実は、優生くんも――のろいを受けているんです」