【中】4人の運命の恋人〈ラブメイト〉に溺愛されてます!?



「わたし……ほんとうに1人をえらべるのかなって。のろいにかかってから恋愛とかさけてきたし、ひとを好きになる感覚もよくわからないから……」


「なるほど……好羽さんはラブメイトの感覚もわからないんですよね。ひとを好きになる感覚……」




 考えこむように、尽くんは視線を落とす。




「そのひとを前にすると、胸が熱くなって、しぜんと視線が吸い寄せられて……でも、それだけじゃないんです」


「それだけじゃない?」


「そばにいないときも、そのひとのことを考えて、一喜一憂(いっきいちゆう)する。そのひとが笑っているとうれしくなるし、暗い顔をしてるとなんとかしてあげたいって思います」




 そばにいないときも……塁くんも言ってたことだ。

 すると尽くんは、熱い視線をわたしに向けた。




「考えれば考えるほど、好きだなって思うんです。おなじ気持ちを持ってくれたらうれしいなって」