【中】4人の運命の恋人〈ラブメイト〉に溺愛されてます!?

「あ、ごめんなさい……! あの、なんて返そうか、まよってたら、おそくなっちゃって……」


〈そっか。なんでもだいじょうぶだよ〉




 スマホから聞こえてくる優生さんの声が近くて、すこしドキドキする。




「……あの、優生さん。ごめんなさい……」


〈うん? どうしたの?〉


「わたし……みんなにひどいことをお願いしてるなって、気づいて……」


〈……ひどいこと、か。好きな子の力になるのはあたりまえのことだよ。僕たちみんな、好羽(このは)ちゃんを助けたいから協力してるんだ〉


「でも……わたし、みんなを……」




 傷つけることになっちゃう。

 視線を落とすと、優生さんはやさしい声で話しかけてくれた。




〈好羽ちゃんはわるくないんだよ。僕たちみんな、好羽ちゃんを好きになっただけ。好羽ちゃんも、だれかを好きになる権利があるんだ〉