どれくらいの気持ちがこもっているかなんて、わたしには表面上のすこししかわからない。
でも、すごく想われているんだってことはちゃんとわかった。
みんなに好きって言ってもらう。
それは、みんなの心にわたしの居場所をふやしてもらうっていうことで。
だけど、わたしは最後に1人をえらばなきゃいけない……。
それって、えらんだ1人以外の男の子を傷つけることになるんだ。
わたしのために、わたしの居場所をふやしてもらったのに……。
心がぎゅうっとしめつけられて、わたしは重苦しい気持ちをかくしながら、そのあと、塁くんに送られて家に帰った。
夜、パジャマに着替えたわたしは、ベッドにたおれこみながら、「はぁ……」と深いため息をついた。
そのとき、スマホがピロン♪と鳴って、うつ伏せに寝転んだまま手をのばす。
「……あ、優生さんだ」



