「とはいえ、さっきのお前は格好良かったしキレイだったぜ。ほれぼれした」
「ほ、ほれぼれって!?」
頭を軽くポンポンと叩く晦さんに、私はどう答えていいかわからなくて言葉を繰り返す。
その横で、弦さんが深い色合いの青い目をキラキラさせて私を見つめていた。
「すごい! 本当に『プリミュ』の『カリン』みたいに格好良かった!」
なんだかすごく賞賛されているのはわかるけれど、またアニメのキャラに似ているって言われて微妙な気分になる。
うん、だから『プリミュ』の『カリン』ってどんなキャラなの?
戸惑っていると、涙目の望ちゃんが突進してくるように私に抱きついてきた。
「あさひちゃん! よかったぁー……。もう、心配したんだから!」
泣きながらぎゅうっと抱き締めてくる望ちゃんがかわいくて、ついぎゅっと抱き返す。
「あさひちゃんは護衛じゃなくて友だちでしょ? あんまり危険なことしないでっ……でも、助けてくれてありがとう」
責める様な言葉を口にしつつもお礼を伝えてくれた望ちゃんに、私は「うん……」とだけ返した。
「とにかくここは俺と晦に任せて。望たちは先に家に帰ってて」
「……わかった」
満さんの言葉に望ちゃんは涙を拭って答える。
「ほ、ほれぼれって!?」
頭を軽くポンポンと叩く晦さんに、私はどう答えていいかわからなくて言葉を繰り返す。
その横で、弦さんが深い色合いの青い目をキラキラさせて私を見つめていた。
「すごい! 本当に『プリミュ』の『カリン』みたいに格好良かった!」
なんだかすごく賞賛されているのはわかるけれど、またアニメのキャラに似ているって言われて微妙な気分になる。
うん、だから『プリミュ』の『カリン』ってどんなキャラなの?
戸惑っていると、涙目の望ちゃんが突進してくるように私に抱きついてきた。
「あさひちゃん! よかったぁー……。もう、心配したんだから!」
泣きながらぎゅうっと抱き締めてくる望ちゃんがかわいくて、ついぎゅっと抱き返す。
「あさひちゃんは護衛じゃなくて友だちでしょ? あんまり危険なことしないでっ……でも、助けてくれてありがとう」
責める様な言葉を口にしつつもお礼を伝えてくれた望ちゃんに、私は「うん……」とだけ返した。
「とにかくここは俺と晦に任せて。望たちは先に家に帰ってて」
「……わかった」
満さんの言葉に望ちゃんは涙を拭って答える。



