「あれ? 奈緒ちゃん?」
「ふぇえい!?」
突然第三者から名前を呼ばれて肩を大きく震わせる。
驚いてドキドキと早くなった鼓動を落ち着かせ声の方を見ると、見知った人物がいた。
「名倉先輩?」
「どうしたんだ、こんな時間に」
「私は転校生の案内を……名倉先輩はなにしてたんですか?」
名倉先輩は私が所属している演劇部の部長だ。
ストレートマッシュの茶髪はサラサラで、焦げ茶の目は少し垂れ目で甘いマスク。
爽やかな雰囲気の王子様系イケメンだ。
そのルックスと演技力で一年の頃からキャストとして活躍しているらしい。
「俺はちょっと部室に用があってね。奈緒ちゃんは転校生の案内か……君はしっかり者だね」
まさしく王子様のような笑顔で褒められて、照れてしまう。
みんなの憧れである名倉先輩は私の憧れでもあるから。
へへへ、と照れ隠しのように笑っていると蒼くんが少し強めに私の肩を掴んだ。
「なあ、まだ案内してくれる場所あるんじゃないのか? 行こうぜ」
「え? いや、大体の場所は案内できたと思うけど」
「じゃあ教室戻るぞ。午後の授業始まるだろ」
言い終えると、蒼くんは私の右手を掴んで歩き出してしまった。
「ふぇえい!?」
突然第三者から名前を呼ばれて肩を大きく震わせる。
驚いてドキドキと早くなった鼓動を落ち着かせ声の方を見ると、見知った人物がいた。
「名倉先輩?」
「どうしたんだ、こんな時間に」
「私は転校生の案内を……名倉先輩はなにしてたんですか?」
名倉先輩は私が所属している演劇部の部長だ。
ストレートマッシュの茶髪はサラサラで、焦げ茶の目は少し垂れ目で甘いマスク。
爽やかな雰囲気の王子様系イケメンだ。
そのルックスと演技力で一年の頃からキャストとして活躍しているらしい。
「俺はちょっと部室に用があってね。奈緒ちゃんは転校生の案内か……君はしっかり者だね」
まさしく王子様のような笑顔で褒められて、照れてしまう。
みんなの憧れである名倉先輩は私の憧れでもあるから。
へへへ、と照れ隠しのように笑っていると蒼くんが少し強めに私の肩を掴んだ。
「なあ、まだ案内してくれる場所あるんじゃないのか? 行こうぜ」
「え? いや、大体の場所は案内できたと思うけど」
「じゃあ教室戻るぞ。午後の授業始まるだろ」
言い終えると、蒼くんは私の右手を掴んで歩き出してしまった。



