腹黒王子様の溺愛が規格外。

僕が逃げた桜を追っていれば、こんなことにはならなかったというのに……。

申し訳ない気持ちでいっぱいになりながら走った。


やっと着いた体育館。

そこには、泣きながら出雲秋……に抱きつく桜がいた。