つい、桜の頬を両手で包んだ。


今日はまだ一緒には寝れない。桜にはゆっくり眠りについて欲しいから。


「れ、蓮くん……?」

「桜、愛してるよ」


つい、口付けてしまった。相変わらず桜とのキスは甘い。


「おやすみ」

「お、おやすみっ……!!」


あわあわしながら桜はベッドの方へと走っていった。

扉を閉める。


また明日、桜。