「最近なんか嗅ぎ回ってねぇか?お前」
「へ!?!?な、なんのこと!??」
佐原君と一緒に自販機に向かってるところだった。
なんでも無さそうな顔で鋭い指摘をしてくるもんだから挙動不審にだってなる。
「別にどうでも良いけど俺を巻き込んだら殺すからなー」
「ま、巻き込むだなんて大袈裟な……私は別に何もやってないよ」
「どうだかな」
自販機で買った紙パックの牛乳を飲みながらジトッとした目で私を見る。
そもそもそんなに巻き込まれたくないならなんで私と絡むんだろうとも思う。
(佐原君私以外に友達いないのかな)
前まで絡んでいた友達は友達じゃなかったんだろうか。
「陸」
後ろから聞き慣れない声が聞こえてきた。
凛としていて、緊張感を感じさせる声。
なぜだか後ろを振り返れないで居ると、佐原君は「おう」と自然に後ろを振り返った。
「へ!?!?な、なんのこと!??」
佐原君と一緒に自販機に向かってるところだった。
なんでも無さそうな顔で鋭い指摘をしてくるもんだから挙動不審にだってなる。
「別にどうでも良いけど俺を巻き込んだら殺すからなー」
「ま、巻き込むだなんて大袈裟な……私は別に何もやってないよ」
「どうだかな」
自販機で買った紙パックの牛乳を飲みながらジトッとした目で私を見る。
そもそもそんなに巻き込まれたくないならなんで私と絡むんだろうとも思う。
(佐原君私以外に友達いないのかな)
前まで絡んでいた友達は友達じゃなかったんだろうか。
「陸」
後ろから聞き慣れない声が聞こえてきた。
凛としていて、緊張感を感じさせる声。
なぜだか後ろを振り返れないで居ると、佐原君は「おう」と自然に後ろを振り返った。


