「えぇっ!?実は居たのに居ないって言ってたの!?なんで!?」
「えー、特に理由はないよ?」
「な、なんか私に隠してるでしょ!」
思わずビシッと指を指すと、向坂君は今度は露骨に面倒臭そうな目を向けた。
普段そんな顔をされる事が無いから少したじろぐ。
「隠してた訳じゃないって」
「な、なら、なんで私に嘘ついたの?」
「雪平さん、俺は別に喧嘩したい訳じゃないんだけどな」
そう言うと、彼は私の手を握り蕩けそうな笑みを向けた。
心臓が口から飛び出そうになりながらも、また丸め込まれてたまるかと思い、負けじと見つめ返す。
(ぐっ!か、カッコよすぎる…)
向坂君の瞳にこんな風に見つめられて耐えれる人なんているのだろうか。
それぐらい彼の瞳は魔性の何かがあると思う。
彼は、私の手を絡め取るように指を這わせ、内緒話をするような声量で話し始めた。
「ねえ、雪平さん……俺は雪平さんが好きだよ。これ以上の事なんて必要ないよね?」
「えっ、と……その…………」
押し黙る私を見て、彼は笑みを深くした。
上手く丸め込まれたような気もするけど、幸せならなんでも良いかとも思う。
だって、彼が私の恋人なこと以上に幸せな事ってないから。
「えー、特に理由はないよ?」
「な、なんか私に隠してるでしょ!」
思わずビシッと指を指すと、向坂君は今度は露骨に面倒臭そうな目を向けた。
普段そんな顔をされる事が無いから少したじろぐ。
「隠してた訳じゃないって」
「な、なら、なんで私に嘘ついたの?」
「雪平さん、俺は別に喧嘩したい訳じゃないんだけどな」
そう言うと、彼は私の手を握り蕩けそうな笑みを向けた。
心臓が口から飛び出そうになりながらも、また丸め込まれてたまるかと思い、負けじと見つめ返す。
(ぐっ!か、カッコよすぎる…)
向坂君の瞳にこんな風に見つめられて耐えれる人なんているのだろうか。
それぐらい彼の瞳は魔性の何かがあると思う。
彼は、私の手を絡め取るように指を這わせ、内緒話をするような声量で話し始めた。
「ねえ、雪平さん……俺は雪平さんが好きだよ。これ以上の事なんて必要ないよね?」
「えっ、と……その…………」
押し黙る私を見て、彼は笑みを深くした。
上手く丸め込まれたような気もするけど、幸せならなんでも良いかとも思う。
だって、彼が私の恋人なこと以上に幸せな事ってないから。


