嫌がらせをしたのはほぼ間違いなく元宮君のファンか何かだろう。
てっきり草野さんが嫉妬で私に嫌がらせしたんじゃないかと思ってたけど、とぼけてるだけかな?
「手紙まで入ってたよ?"元宮君に近付くな!"って」
「だから私じゃないっつってんだろ!元宮のどこが良くて私がそんな手紙書かなきゃいけないわけ!?」
「えぇ……」
凄い剣幕で私に怒鳴るもんだから、本当に違うのか?なんて思ってしまう。
下駄箱の前に居たことは心当たりがありそうな反応をしていたのに、なんでこんなに元宮君関係の事は否定してるんだろう……
「アンタが嫉妬して柚に嫌がらせしてたんじゃないの?」
様子がおかしいと思ったのか響子ちゃんが訝しげに聞く。
響子ちゃんにまで言われたのがよっぽど頭に来たのか、頭を抱えながら草野さんは大声になりながら話し始めた。
「あーーー!もう!!本当に私じゃないから!私はアンタの下駄箱をわざわざ掃除してやってただけ!!」
「……へ?そ、ソウジ……?」
ソウジって、あの掃除のこと……?
堰が切れたように話し始める草野さんに、私と響子ちゃんは困惑しっぱなしだ。
「そう!華がアンタに対しての嫌がらせ止めないから、私が掃除してやってたの!!それなのに、なんで私がこんな言われ方しないといけないわけ!?感謝はされど恨まれるのはお門違いじゃん!!」
「華って、藍沢華さんのこと……?」
私が恐る恐る尋ねると、草野さんは、しまった、と言うように苦い顔をした。
てっきり草野さんが嫉妬で私に嫌がらせしたんじゃないかと思ってたけど、とぼけてるだけかな?
「手紙まで入ってたよ?"元宮君に近付くな!"って」
「だから私じゃないっつってんだろ!元宮のどこが良くて私がそんな手紙書かなきゃいけないわけ!?」
「えぇ……」
凄い剣幕で私に怒鳴るもんだから、本当に違うのか?なんて思ってしまう。
下駄箱の前に居たことは心当たりがありそうな反応をしていたのに、なんでこんなに元宮君関係の事は否定してるんだろう……
「アンタが嫉妬して柚に嫌がらせしてたんじゃないの?」
様子がおかしいと思ったのか響子ちゃんが訝しげに聞く。
響子ちゃんにまで言われたのがよっぽど頭に来たのか、頭を抱えながら草野さんは大声になりながら話し始めた。
「あーーー!もう!!本当に私じゃないから!私はアンタの下駄箱をわざわざ掃除してやってただけ!!」
「……へ?そ、ソウジ……?」
ソウジって、あの掃除のこと……?
堰が切れたように話し始める草野さんに、私と響子ちゃんは困惑しっぱなしだ。
「そう!華がアンタに対しての嫌がらせ止めないから、私が掃除してやってたの!!それなのに、なんで私がこんな言われ方しないといけないわけ!?感謝はされど恨まれるのはお門違いじゃん!!」
「華って、藍沢華さんのこと……?」
私が恐る恐る尋ねると、草野さんは、しまった、と言うように苦い顔をした。


