俺様系イケメンは、私にだけ様子がおかしい

4時間目が終わって昼休みが来る。

お昼ご飯を先に食べようか迷っていると、教室のドアが勢いよく開かれた。

ドアにもたれかかって不機嫌そうに顔を歪めているのは、私達が待っていた草野さんだった。



「へぇ……ちゃんと来たんだ?」


「あんなことされて黙ってる程こっちも優しくないんだけど?生憎、アンタらみたいなのに構ってる程暇じゃないからさっさと終わらせてくんない?」



会って早々教室の中でこんなにバチバチされたんじゃたまったもんじゃない。



「そ、それじゃ、場所移しましょうか」


「は?なに?二人で私に何しようっての?」


「なにもしないって…ただ、事実確認をしたいだけだから」


「言っとくけど手出してきたら10倍でやり返してやるから」



はいはい、と言いながら睨み合う二人を裏庭の方に連れていく。

こりゃ平和的解決は程遠そうだ……