冷酷王子は、異世界から来た少女を溺愛する

 「ここが、シェリーだよ。」
「わぁー…。
ホントにお昼みたいに明るいですね。
すごい…。」
「でしょ?
まず、マリアの服を買いに行くよ。
今日着てた服からいって、お気に入りになるのは、アンクルージュかな…。」
「アンクルージュ…ですか?」
「そう。
セッド、行け。」
「はっ!」
 セッドは、アンクルージュまで馬車を動かした。
 「炎舞様、マリア様。
着きました。
中に入って店長にお知らせしましょうか?」
「そうだな。
それがいい。
明日、お披露目だからな。
まだ隠しておきたい。」
「かしこまりました。
行って参ります。」
 セッドは、お店の中に入り、店長らしき人と話した後出てきた。
 セッドと話した人は、急にカーテンを閉め始めた。
 カーテンが閉め終わると、今度は、お客さまを帰し始めた。
 お客さんが帰った後、外に出てきて、迎え入れてくれた。
 「いらっしゃいませ。
国王様、王女様。」
 店長らしき人は、頭を下げた。
 あたしは、炎舞様の手を取り、馬車を降りた。
 「初めまして。
マリアです。」
「私は、店長のノギです。
ようこそいらっしゃいました。」
 ノギに迎えられ、中に入ろうとした時、周りから声が聞こえた。
 「あの方、もしかして、王女様?」
「多分、そうじゃないかしら。」
「王女様が、アンクルージュにお入りになるわ。」
「何だか、親しみやすそうな方ね。」
 国民の興味は、あたしにあった。
 あたしは、どうすればいいか分からなくて、聞こえないフリをし、アンクルージュの看板を見た。
 「ここがアンクルージュ…。」
「そう。
入ってごらん。」
「はい。」
 あたしは、中に入った。
 入ってビックリ!!
 私の好きな洋服が、ズラリと並んでいた。
 「マリア。
好きなだけ買っていいよ。」
「好きなだけ…ですか…?」
「そう。
もし、ここにある服、全部気に入ったなら、全部買ってあげる。」
「全部ですか?!」
「そうだよ。
全部買おうか?
どうせ要るし。」
「(え…?)
(そんなに要る…?)」
 炎舞様は、本当に全部の服を買ってくれた。
 洋服以外にも、小物やアクセサリー、靴、下着、お風呂セット、タオル類…ありとあらゆるものを買ってもらった。
 アンクルージュでいっぱい買ってもらって、外に出たら、国民達がこちらを見ていた。
 でも、どうすればいいか分からず、馬車に早々に乗った。
 あたしが馬車に乗った、途端、国民達はアンクルージュに入って行った。
 お目当ては一つ。
 あたしと同じもの。
 服であろうが、小物であろうが、アクセサリーであろうが、国民達は飛びついた。
 店長は、その対応にてんやわんや…。
 それを横目に、炎舞様は馬車を走らせた。
 「マリア、お腹空いてない?」
「はい。
中央の国で食べたので…。」
「そっか…。
ぼく、お腹空いたんだよね…。
何か食べに行ってもいい?」
「はい。
勿論です。」
「じゃあ、セッド!
さくらうさぎの料亭に行ってくれ!」
「はっ!
かしこまりました!」
 セッドは馬車を走らせた。
 「さくらうさぎの料亭ですか?」
「そう。
美味しいんだ。
気になる?」
「はい。
さくらうさぎが気になります。」
「ふふ…。
そうだよね。」
「はい。」
「味も美味しいんだよ。
シェリーには、美味しいお店が、沢山あるんだ。
また、連れてってあげるね。」
「はい。
楽しみです。」
「ふふ…。
楽しみにしてて。」
「炎舞様。」
「なに?」
「何故、炎舞様はお優しいんですか?」
「優しいかな?」
「はい。
お優しいです。」
「優しいは、初めて言われたよ。
冷たい。は、よく言われるけどね。
優しいか…。
ぼくね、異世界から来てくれて困惑する中、ぼくのとこに来てくれたことに感謝してるんだ。
だから、思いっきり、楽しませたいし、ここに来て良かった!って思って欲しいと思ってる。
ぼくのとこに来て、嫌だった。なんて思われたくないからね。
それが、自然と態度に出てるのかも…。」
「そうだったんですね…。」
「どう?
今は、楽しんでくれてる?」
「はい!」
「さっき、怖い思いもさせたよね。
迷いの森で。
この世界のこと、嫌いにならないでね。」
「大丈夫です。
その為に、武器もらったんで。」
「武器と言えば!
バズーカもらったの?!」
「そうなんです。
いいのがあって…。
ダメでした?」
「良いんだけど、戦う気満々だと思って…。」
「こうなれば、とことんと思って…。」
「そうだったんだ。
ぼく、王女って戦わずに、国王に守られる気満々だと思ってたから…。」
「えっ!!」
「でも、戦う王女もカッコよくてアリだね。って思った。
魔法も教えるね。」
「あ…ありがとうございます。
魔法使うの楽しみなんです。」
「フリトラ使ってたじゃん。」
「あ…あれは、咄嗟に出たものなので、ちゃんとしたのを使いたいんです!」
「なるほどね。
マリアって、お転婆?」
「どうでしょう…。
言われたことは無いですけど…。」
「そっか…。
(普通の子は、バズーカなんてもらわないよ…?)」
「炎舞様、着きました。
店長に話してきます。」
「分かった。
マリア、もう少し待っててね。
セッドが帰ってくるまで。」
「はい。」
 セッドは、すぐに戻ってきた。
 「お待たせしました。
いつもの裏口から入っていただければ、いつもの席にご案内できるそうです。」
「分かった。
マリア、行こう。」
「はい。」
 あたしは炎舞様の手を取り、馬車を降り、店内に入った。
 裏口は、入ってすぐにエレベーターがあった。
 「これに乗って。」
「はい。」
 あたしは炎舞様の言う通りにした。
 エレベーターは、ノンストップで最上階に着いた。
 「ここが、いつもの席だよ。」
「最上階ですか?」
「そう。
見晴らしもいいよ。
でも、夜だから見えにくいか…。
昼なら、他の街が見えて綺麗なんだ。」
「そうなんですね。」
「今度、昼に連れてきてあげるよ。」
「ありがとうございます。」
「さてと…ぼく何食べようかな…。
マリア、デザートくらいなら入る?」
「デザートでしたら。」
「じゃあ、頼みなよ。
ここのわらび餅最高だよ?」
「そうなんですか?
じゃあ、わらび餅食べます。」
「OK!
ぼくは…桜懐石にしようかな…。」
 あたしは桜懐石を見た。
 「(結構、ボリュームあるけど、食べれるんだ…。)
(16歳だもんね。)
(食べれるか…。)」
 2人で談笑していたら、炎舞様の食事が運ばれてきた。
 あたしは、運んできた人?を見て驚いた!
 なんと、喋るウサギ!
 しかも、さくら色したウサギ!
 「炎舞様!
ウサギが喋ってます!
しかも、さくら色のウサギ!
これって、魔法ですか?!」
「王女様。
私達は、さくらうさぎです。
モンスターの部類になります。
魔法じゃ無いですよ。」
「モンスター…?」
「はい。
この世界には、喋るモンスターが山ほど居ます。
中には、悪いモンスターも居るのでお気をつけください。」
「分かったわ。
ありがとう。」
 炎舞様は、さくらうさぎが去った後、大爆笑。
 「マリア…ぷぷ…。
ホント、可愛いね。
魔法でモンスターは喋るわけじゃ無いよ。
元々、喋れるんだ。
でも、さっき言われた通り、悪いのも居るからね。」
「喋って、悪いモンスター…?
どんなのですか?」
「例えば、ボッタクリ店とかね。」
「ボッタクリ…ですか…。」
「そう。
今、セラルーンが、必死に撲滅させようとしているよ。」
「セラルーン…ですか?」
「そう。
セラルーンはマリアの世界で言う警察だよ。」
「そうなんですね。
覚えておきます。」
 炎舞様と話していたら、あたしのわらび餅がきた。
 「マリア、食べてみて。」
「はい。」
 あたしは、わらび餅を1口食べてみた。
 「美味しい…。
美味しすぎます!」
「でしょ?
ここの最高なんだよね。」
「ホントに最高です!」
 食事を堪能し、会計を済ませ、お店を後にした。
 「今度、どこに行こうか?」
「モンスターのぬいぐるみとか無いんですか?」
「モンスターのぬいぐるみ?
例えば?」
「さっきのさくらうさぎとか…。」
「さくらうさぎ気に入ったの?」
「はい…。」
「じゃあ、トマキーだね。」
「トマキー…?」
「そう。
モンスターグッズ取り扱ってるとこだよ。」
「行ってみたいです!」
「ふふふ…。
じゃあ、行こうか。」
「はい。」
「セッド!
トマキーだ!」
「かしこまりました。」
 トマキーにはすぐに着いた。
 セッドが、また、店長に言いに行き、話しを通してくれた。
 あたしと炎舞様は、お店の中に入った。
 「この中に、色んなモンスターグッズがあるから、ゆっくり見ていこうか。」
「はい。」
 店内をゆっくり見て歩き、お目当てのさくらうさぎのグッズを見つけた。
 「可愛い!!
ぬいぐるみ欲しいです!!
あと、カップとティーポットと…。」
「好きなだけ買ってあげる。
何個でもいいよ。」
 あたしはテンション上がりまくって、色んなものをカゴに入れた。
 炎舞様は、そんなあたしを愛おしそうに見ていた。
 グッズをこれでもかと言うくらい買ってもらい、お城に帰った。
 お城に帰ると、買ってもらった、あたしの荷物が、アイカ達の手により片付けられていた。
 そこに、炎舞様が来た。
 「マリア。
片付けてもらってるね。」
「はい。」
「マリア。
今日から、ぼくとマリアは一緒のベッドで眠るよ?
風呂も一緒に入る。」
「え…。
お風呂もですか?」
「そうだよ。
夫婦だからね。」
「そうですよね…。
(けっこう、恥ずかしい…。)」
「嫌だった?」
「いえ。
恥ずかしくて…。」
「夫婦なんだから、恥ずかしくないよ。」
「そうですよね。」
「うん。
あと、決めて欲しいことがあるんだ。」
「何でしょう?」
「ここは、仮の部屋なんだよね。
だから、マリアの本当の部屋、実験室、ペットルーム、クローゼットをどんな風にしたいか決めて欲しい。」
「分かりました。
いつまでにすればいいですか?」
「早めがいいな。」
「分かりました。」
「アイル。」
「はい。」
「王女の部屋とかを決めるの手伝ってやれ。」
「はい。
かしこまりました。
アイカ、ちょっと。」
「はーい。」
 アイルとアイカは、少し話しをして、アイカが部屋を出て行った。
 「アイル!」
「はい。
炎舞様!」
「風呂の準備をしろ。」
「かしこまりました!」
「(凄い、命令口調…。)
(これは、冷たく感じるかも…。)
炎舞様、バラ風呂に入りたいです。」
「分かったよ。
おい!
アイル!!」
「はい!」
「花屋に連絡しろ!」
「かしこまりました!
至急、バラ風呂に致します!」
「ん。」
「(ん。だけ?!)
(さっきとは、別人…。)」
 アイルは、すぐに花屋に連絡した。
 「至急、バラ風呂に合うバラを!と頼みました。」
「ん。」
「(また、ん。だけ…。)
(アイル達が言ってたように冷たいのね…。)」
 すぐに、花屋さんがバラを持って来た。
 「国王様。
この度は、お呼び頂きまして、誠に、ありがとうございます。
こちらが、バラ風呂に合うバラにございます。」
「ん。」
「(花屋さんにも、ん。だけ?!)」
 花屋さんは、すぐにバラ風呂の用意をしてくれた。
 「いい匂い…。」
「王女が気に入った。
明日から、毎日、この花を届けろ!」
「かしこまりました。」
「(花屋さんにも冷たい…。)」
「マリア、バラ風呂出来たよ。
さぁ、入ろ。」
「はい。」
 アイル達は、そのまま片付けを続行し、あたしと炎舞様は、一緒にバラ風呂に入った。
 「これ、いい香りだね。」
「はい。
とても気に入りました。」
「良かった。
明日、結婚式楽しみだね。」
「はい。」
 お風呂から出ると、片付けが終わっていた。
 「炎舞様、マリア様。
お風呂上がりに、ドリンクはいかがですか?」
「何のドリンク?」
「はい。
マリア様。
こちらは、スカイジュースになります。」
「スカイ?」
「マリアの世界には無いかも…。
飲んでごらん。
美味しいよ。」
「はい。
頂きます。」
 あたしは、一口飲んでみた。
 味は、スイカと一緒だった。
 「スイカと一緒…。」
「スイカ?
マリアの世界の果物?」
「はい。」
「へぇ…。
スイカってあるんだ。」
「はい。」
「じゃあ、スイカも美味しいね。」
「美味しいですよ。」
「そろそろ、寝ようか。」
「はい。」
「マリア。
子作りしよう?」
「えっ!
今日からですか?!」
「夫婦なんだから、当たり前じゃん。」
「ですよね…。
初めてなんですけど…?」
「ぼくもだよ。
だから、大丈夫。」
「(何が大丈夫なんだろ…。)」
 炎舞様は、優しく服を脱がし始めた。
 「マリア…。
キスしよ…。」
「はい…。」
「ちゅ…ちゅ…ちゅく…ちゅく…はぁ…ちゅく…。」
「はぁ…あん…。」
「はぁ…はぁ…。」
 炎舞様は、あたしの胸を優しく揉み始めた。
 「あ…あん…はぁ…あん…。」
「はぁ…はぁ…マリア…可愛い…。」
「あん…はぁ…えん…ぶ…さま…。」
「舐めるよ…?」
「は…は…い…。
あん…はぁ…あん…。」
「はぁ…ちゅく…ちゅ…ちゅく…ちゅ…。」
「はぁ…ん…あん…あん…あ…あ…。
い…。
いい…れ…す…。
きもち…い…い…れ…す…。」
「はぁ…はぁ…はぁ…。
マリア…いい…?
挿れるよ…?」
「は…い…。」
「痛かったら…言って…ね…?」
「は…い…。
(頭の中…真っ白になりそう…。)
(気持ち…良すぎ…。)
(炎舞様が…触るとこ…全部が…熱い…。)」
「挿れるよ…。
ゆっくりするから…。」
 炎舞様のが入った瞬間、痛すぎて気持ちいいのが吹っ飛んだ。
 「いったぁーいっ!!」
「ごめ…ゆっくり…する…から…。」
 あたしは痛くて、力が入った。
 「マリア…少し…力…抜いて…。
きつ…すぎる…。」
「む…むり…です…っ!!」
「もうちょっと…ゆっくり…しよう…か?」
「…そのまま…ちょっと…待って…ください…。」
「分かった…。」
 痛みがマシになったとこで、炎舞様に言った。
 「もう…だいじょうぶ…です…。」
「じゃあ…力抜いて…。」
「はい…。」
 あたしは、力を少し抜いた。
 「もっと、奥に挿れるよ?」
「はい…。」
 炎舞様は、ゆっくり、入ってきた。
 「き…気持ち…い…い…。
マリア…い…たく…ない…?」
「は…い…。」
「じゃあ…動くよ…?」
「は…い…。」
「ゆっくり…するから…。」
「は…い…。」
 炎舞様が、ゆっくり突く度に気持ち良すぎて、頭が真っ白になりそうになった。
 「マリア、もう少し激しく動くよ?」
「これ以上されたら、頭が真っ白になります…!」
「それ…イクってこと?」
「分からないです…。
でもっ…っ…気持ちよくて…っ…っ。」
「ま…真っ白に…なって…っ!!」
「ふぇっ…まっし…ろに…なっちゃ…う…っっ!」
「いいよっっ!」
「あんっ!!
もうっ…我慢…出来な…い…っっ!!
はぁっっ!!
むりっっ!!!
頭がっっ!!!!」
「マリア!!
ぼく、イクっっ!!!」
「あたしっ!!
もうっっ!!
まっし…ろっっ…にっ…なって…っっ!!!
ああああああああっっ!!!!
またっっ!!
まっし…っっ…ろっっ…なりゅっっ!!!」
「イクよっ!!」
「あああああああっっ!!
熱いのっっ…!!
中がっっ!!
あちゅいのっっ!!!」
「はぁぁぁぁぁぁっっ!!!
きっっもっちっっいいっっ!!!」
 炎舞様と2人、あまりのことに、倒れてそのまま眠った。