冷酷王子は、異世界から来た少女を溺愛する

 次の日。
 朝、アイル達が起こしにきた。
 「おはようございます。
炎舞様、マリア様。」
「おはよう。
アイル。
アイカ。」
「マリア様、お風呂はどいいたしますか?」
「入るわ。」
「かしこまりました。」
 アイル達は、すぐに、お風呂の準備をしてくれた。
 あたしは、炎舞様を起こした。
 「お風呂に入りますが、どうしますか?」
「う…ん…。
入る…。」
「では、先に入っておきますね。」
「それはダメ。」
 炎舞様はすぐに起きて、お風呂の準備をショウタにさせた。
 それから、一緒にお風呂に入った。
 「これから、魔法の修行だっていうのに、お風呂に入っちゃうんだから…。」
「あ、そうでした!
でも、お風呂は何回入ってもいいですから。」
「まぁ、そうだね。
お風呂から出たら、動きやすい服に着替えて。
魔法の訓練をするから。」
「はい。」
 お風呂から出て、炎舞様は自室でお着替え。
 あたしは、アイカが持ってきてくれた服に着替えた。
 「マリア、迎えに来たよ。」
「はい。
準備できてます。」
「じゃあ、行こうか。」
「はい。」
 あたし達は、練習場に向かった。
 「ショウタ、アイル、アイカ。
お前達はここまでだ。」
 そう言われた3人は下がった。
 「じゃあ、入ろうか。」
「はい。」
 あたしは、魔法の練習ってことで、緊張していた。
 炎舞様と中に入ると、炎舞様が魔法を教えてくれた。
 「まずは、炎の魔法で、イルカが出てくるのがあるから、それを教えるね。」
「はい。」
 炎舞様はキャロイルカと唱えた。
 すると、炎で出来たイルカが自由に練習場を泳ぎ始めた。
 「これが魔法。
この魔法はね、イルカが自由に動いて、敵を燃やす魔法で、イルカに少しでも触れた敵は炎に包まれてしまうんだ。
まずは、これを練習してもらいたい。
魔法の消し方は、手を叩けば消えるからね。」
「分かりました。」
 あたしは、キャロイルカを出した。
 イルカの大きさや炎の強さは、術者の力量で決まるみたいで、あたしが初めて出せたのは、子どものイルカだった。
 あたしは、何度もキャロイルカを出して練習した。
 すると、段々イルカが大きくなって、大人サイズのイルカが出せるようになった。
 「マリア、凄いね!
大人のイルカ出せるようになるのも時間がかかるんだよ。
マリアは1時間くらいで出せるようになったから凄いよ。
次の魔法を教えるね。」
「はい。」
 次に教えてもらったのは、キャロザクラ。
 「この魔法は、見ての通り、術者が黄色の炎に包まれて、どんな魔法も効力がなくなるのと同時に、桜色の桜色の花びらが天から舞い落ちてくる。
その桜に触れると敵が炎に包まれる魔法だよ。
これを練習してみて。
これも、手を叩けば消えるから。」
「はい。」
 あたしは言われた通り、キャロザクラの練習を始めた。
 初めは、少しの桜しか出せなかった。
 範囲も狭く、炎舞様のそれとは、全然違うものだった。
 あたしは何度もキャロザクラを練習した。
 練習の成果もあって、500mまで桜を散らすことに成功し、火力も強くなった。
 「マリア、ホントに凄いよ。」
 次に教えてもらった魔法はキャロ牡丹。
 「この魔法は、術者の周りを青い炎が包み、どんな攻撃も受けなくなる。
それと同時に赤い牡丹の花が咲いて天から落ちてくる。
その牡丹にも青い炎にも触れたら、敵は燃える。
消し方は手を叩けばいい。
やってごらん。」
「はい。」
 あたしは、キャロ牡丹を練習し始めた。
 勿論、初めはキャロザクラのように、上手くいかなかなくて、牡丹の距離も短かった。
 練習のおかげで、牡丹の距離が伸びた。
 「マリア、そろそろ、練習終わりにしようか?
お風呂にも入らないといけないし、着替えしたり、朝食も食べないと…。」
「そうですね…。
でも、もう少し練習しておきたい気持ちも…。」
「あまり、こん詰めてするものじゃないし、初めてにしては上出来だし、今日はここまでにしよう。」
「分かりました…。」
「また、いつでも、練習に来ればいい。」
「そうですね。
分かりました。」
「じゃあ、お風呂に入りに行こう。」
「はい。」
 あたし達は、お風呂に入りに、あたしの部屋に行った。
 お風呂から出ると、炎舞様は、バスローブのまま自室にショウタと帰り、着替えに行った。
 あたしもバスローブを着て、アイカとクローゼットに向かった。
 「王女様、今日はどんなお洋服になさいますか?」
「そうね…。
お菓子柄のワンピースに、半袖のブラウス、カーデは薄いピンクのこれにして、靴下は、お菓子柄のタイツで、靴はピンクの厚底パンプス、バッグは薄ピンクのハートの形したバッグ、ヘッドドレスは白のこれにするわ。」
「かしこまりました。」
 アイカは、あたしの言った洋服と小物を揃えて、あたしの部屋に行った。
 「王女様、参りましょう。」
「分かったわ。」
 あたしは自室に戻り着替えた。
 着替えると同時に、炎舞様がショウタを連れて、あたしの部屋に来た。
 「マリア。
食堂に行こう。」
「はい。」
 あたし、アイル、アイカ、炎舞様、ショウタで食堂に向かった。
 食堂の前で、いつものように、アイル、アイカ、ショウタは下がった。
 食堂に入ると、いい匂いがした。
 今日は、わっちの懐石料理だった。
 朝から、魔法の練習をしていたから、お腹ぺこぺこで、ペロリと食べれた。
 「マリア、中央の国までは馬車で向かって、帰りはドラゴンで帰るからね。」
「はい。」
 あたしと炎舞様とアイルとアイカとショウタは馬車乗り場に行った。
 「アイル、アイカ、行ってくるわ。」
 2人は、返事した。
 「行ってらっしゃいませ。
炎舞様、マリア様。」
「ん。」
 炎舞様は冷たく「ん。」と言っただけ…。
 あたしと炎舞様は、中央の国に向かった。
 迷いの森に着くと、周りを注意深く見て周り、人が居ないか、モンスターに襲われてる人がいないか、見ていた。
 「今日は、何もなかったね。」
「はい。」
「今日は、普通に会議だから、時間かかると思う。
王女達でお茶会して待ってるといいよ。
モカに言ったら、お茶菓子出してくれるから。
紅茶の種類も多いしね。」
「分かりました。」
 そこにモカが来た。
 火の国の炎舞様、王女様。
ようこそいらっしゃいました。
炎舞様は、いつもの会議室へどうぞ。
王女様は、王女様の待合室にご案内いたしますので、ボクの後についてきてください。」
「分かったわ。」
「じゃあ、マリア。
また後で。」
「はい。」
 あたしは、モカについて行った。
 「ここが、王女様の控室になります。
何かあれば、何でもおっしゃってください。
例えば、お茶菓子が欲しいとか…ですね。」
「分かったわ。
ありがとう。」
 あたしは、控室に入った。
 部屋の中には、ユカ以外の王女が集まっていた。
 「あ、マリアちゃん。」
「ユカ以外が集まってるのね。」
「そうですの。」
「ちょうどいいわ。
ヒロ、ユカの現状を教えて。」
「ワタシも聞いて驚いたんだけど、ユカが敬語をやめて、さん付けになったって…。」
「光成様が冷樹様に相談なさったのよね?」
「そう。
光成様にも敬語と様付け辞めたの?」
「国王様達は、様付けみたいよ。」
「なるほど。
あたし達だけに、そうなったのね。」
「冷樹様のお話しでは…。」
「この世界では、敬語も様付けもいらないと思うけど、元の世界に戻ったら、タメ口にさん付けじゃ、問題だわね…。」
「そうね。
ユカちゃんだけ中学からだから…。」
 あたし達の学園では、幼稚園から入れなかった人達は、幼稚園からの人に敬語で話し、様付けしにといけない。という校則がある。
 「帰った時、ユカがツラい思いするのに…。」
「ワタシもそう思って…。」
「ねぇ、ヒロちゃん。
ユカちゃんと直接は話してないのよね?」
「そうよ。
冷樹様から聞いた話しだから…。」
「マリアちゃん、どうする?」
「うーん…。
ユカが来たら、一応聞くけど…。」
「それしかないですわよね…。」
 そこに、ユカが現れた。
 「ユカ、その服どうしたの?」
「マリアさんの言う通り、見たことない、お洋服ですわね。」
「これ?
光成様に買ってもらったの。」
「どこで?
そのお洋服、うちの国じゃ見たことないけど…?」
「光の国で買ってもらったの。」
「光の国で?!
ユカ、高かったんじゃないの?
光成様、よく許してくれたわね。
うちの国で買うのも躊躇ってたのに…。」
「ユカ、ワタシ達に様付けじゃなくなって、敬語じゃないけど、どうしたの?」
「それは…。
わたしは王女になったのよ?
まだ、結婚式してない人達からしたら、格が上でしょ?」
「ユカ、まだ結婚式してないだけで、王女に変わりないから、格は同じよ。」
「そうよ。
それに、結婚式を初めにしたのは、マリアちゃんよ?
マリアちゃんのこともマリアさんってさん付けなのは何故?」
「マリアさんも同じ格付けだから、敬語も様付けも辞めたの。」
「元の世界に戻ったら、どうするの?
このままじゃ、先生から叱咤されるわよ?」
「マリアちゃんの言う通りよ。
ユカちゃん、いつ帰ってもいいように、言葉だけは…。」
「そんなのどうでもいいわ。
この世界から帰れる方法も分からないんだもの。」
「ユカ…。
今はそうでも、もしかしたら明日帰れたりするかもよ?
言葉だけは…。」
「マリアさんには、分からないわよ。
元の世界でもお金持ち。
今もお金持ち。
そんな人には分からないわよ。」
「ユカ…。」
「みんな、幼稚園からで、わたしだけ中学から…。
これがどれほど、惨めか分からないでしょ?
根っからの金持ちじゃ…。」
「ユカ、炎舞様が簡単に買ってくれてると思ってるのね?」
「そうよ。
この世界に来た時から、買ってもらってるじゃない!
わたしなんて、何も買ってもらえなかったのよ?
惨めじゃない!」
「ユカ、炎舞様と光成様では、お考えが違うの。
炎舞様は、国の顔として、国民に真似ができるようなお洋服を買ってくださってるの。
簡単に言えば、歩く広告塔よ。
でも、光成様は国の貧富の差をお考えなの。
火の国でお洋服を買えば、安く買えるけど、国民には買えないものでしょ?
貧富の差について、どう思ってるの?」
「貧富の差…。」
「そうよ。
今、光の国で1番問題になってるでしょ?
どうしたらいいとか考えてるの?」
「それは…。
光成様が考えるもので、わたしには関係ないわ。」
「ユカちゃん、それじゃダメでしょ。」
「国のことは、わたくし達王女も考えるべきですわ。
国王様だけに負担を背負わすことは出来ませんわ。」
「そうだね。
ワタシ達にとっても重大なことよ?」
「貧富の差の埋め方なんて、学校でも習ってないし…。
わたしが悪いんじゃないもん。」
「その考えが、王女としての振る舞いではないのよ。」
「じゃあ、みんなはどうするの?
貧乏な生活送るの?」
「わたくしは、贅沢な暮らしを自粛しますわ。」
「ワタシは、貧困世帯に赴き、何の救済が1番なのか声を聞きに行くわ。」
「あたしは、貧困地区に出向き、声を聞き、支援を早急にするわ。
更に、今後のことも話し合いをして、国と国民との温度差を埋めるわ。」
「私は、みんなが代弁してくれたわ。」
「それって、お金があるから出来ることよね?
国にお金がないのに、支援なんて出来ないわ。
みんな、夢を語ってるのよ。
実際に貧困じゃないから。
支援するお金がないのよ。」
「じゃあ、何で服買ってもらってるの?
そのお金はどこから?
国民のお金じゃないの?
ワタシだって、服欲しい時ある。
でも、国民が我慢してるのに、自分の分なんて口が裂けても言えないわ。」
 そこに、国王様達が来た。
 「炎舞様。」
「マリア。
休憩になったから来たんだ。」
「そうなんですね。」
「お友達はどう?」
「それが…。」
 あたしは、炎舞様にユカのことを話した。
 他の王女も自国の国王様に報告し、国王様達は呆れていた。
 「ユカ。
私には、そんなに財力がない。
国民達にも苦労かけている。
そんな中で、お前だけ贅沢させるわけにはいかない。
どうか、分かってほしい。」
 ユカは、大きくため息をついた。
 「そんなにお金がないのですか?
国民から、税金を取れば…。」
「そんなことしたら、国が滅んでしまう。
国民にこれ以上、苦労させたくない。
させれないんだ。」
「それじゃ、贅沢出来ないんですか?!
光の国を選んだ意味ないじゃない。
光の国って言うから、お金持ちって思ったから…。」
「そんな理由で、光成様を選んだの?!
それは、光成様に失礼でしょ?!
あたしは、炎舞様の事、そんな理由で選んでないわよ!!」
「ユカ!
そんな思いで、私のとこに居たのか?!」
「そうですわ!」
「ユカ、それは酷い!」
「ユカちゃん…。」
「あの子、俺様の第1王女なんだけど…。
嫌だなぁ…。」
「僕の王女が、彼女じゃなくて良かった。」
「俺もそう思う。」
 国王様方からも酷評のユカ。
 それでも、ユカの態度は変わらない。
 「じゃあ、マリアさんみたいに、広告塔になればいいんじゃない。」
「ユカには無理よ。
あたしみたいにはなれない。
光の国の服を買うことが、光の国の国民には買えない。
火の国の服を買っても、光の国の国民には買えない。
広告塔にはなれないのよ。」
「広告塔になれなくても、服いっぱい欲しい!」
「国民のこと考えずに?
ユカがズレてるのソコだからね?
王女なんだから、国民のこと考えないと!」
「王女だから、贅沢したいのに!」
「出来ないでしょ?
国あっての王女よ?」
「マリアさんには分からないでしょ?
贅沢してるんだから!」
「贅沢って…。
火の国と光の国では、国事情が違うでしょ?」
「贅沢してる感覚はあるの?
好きなもの食べて、豪華なドレス着て、好きな服着て…。」
「国の標準基準が違うの。
あたしのは、国民が真似をしやすい服を着て、宣伝することで、国民は同じ服を着れることに、喜びを感じ、購入欲が高まる。
でも、光の国でそれは出来ないでしょ?
誰に見せたくて、服を買ってもらうの?」
「それは、国民にも、他国にも、全員によ。」
「買えないのに?」
「全員が対象なら、買える人いるでしょ?」
「自国の王女でもないのに、真似したいと思う人がいると思うの?」
「思うわ。」
 黙っていた光成様が口を開いた。
 「モカ。
ユカの気持ちはこうだ。
私には養えない。
規定を破ることになるが、風の国に行かせたい。」
「前例のないことですが、仕方ありませんね。
認めましょう。」
「ありがとう。
ユカ。
今日から風の国に行きなさい。
私の手には負えん。」
「分かりました。
すぐに行きます。」
「風雅、そう言うことだ。
よろしく。」
「そんな…っ!
「ユカ、連れて帰ってもらいなさい。」
「はい。」
「ユカちゃん?
俺様のとこも、あまり、お金ないからな?
無理言うなよ?」
「え…。
風雅様もお金ないんですか?
(贅沢出来ない…。)」
「ユカ、心配するな。
風雅は、金を持っている。」
「そうなんですか?
光成様。」
「うむ。」
「わー!!
光成、バラすなよ!!」
「安心しました。
マリアさん、今日は帰ってから、何をする予定?」
「え?
ディナー食べて、お風呂入って、寝るけど…?」
「何食べるの?」
「分からないわ。
シェフが作ってくれるもの。」
「じゃあ、何食べたか、電話して。
同じもの食べたいの。」
「はぁ…。」
「ユカさん、それって、マリアさんの真似をしたいだけではありませんの?」
「そんなことないわ。」
「いいえ。
さっきの話を聞いていたら、マリアちゃんの真似をしたいだけでしょ?って、思うの当然でしょ?」
「そんなんじゃ…。」
「じゃあ、何故、マリアちゃんと同じ夕食にしようとしているの?」
「そうですわ。
同じものを食べるのは、何故ですの?」
「そ…それは…。」
「単に、マリアのことが羨ましいだけじゃないの?
ファッションから食べ物まで全てが…!」
「うぐっ!!」
「ユカちゃん。
俺様のとこは、炎舞のとこほど金がない。
マリアちゃんのような生活は過ごせないよ。」
「そんな…っっ!!
モカっっ!!
贅沢できる国の王女にして!!」
「それは不可能です。
この世界で1番の金持ちは炎舞様です。
炎舞様の第2王女でなかった時点で勝てるとこはありません。」
「じゃあ、火の国の第2王女にして!!」
「無理です。
選別の結果は覆りません。
諦めてください。」
「そんな…っっ!!」
「ユカ、贅沢だけ追いかけてちゃダメ!
国を見て。
国民が幸せか。国民の幸せが、あたし達の幸せなのよ。」
「そんなこと言えるのは、自分が世界一お金持ちの炎舞様の妻だから言えるのよ!!」
「ユカ…。」
「マリア。
もう放っておきなよ。
ぼく達には関係ないことだから。
帰ろう。」
「分かりました…。」
「あたしは、みんなに挨拶して、炎舞様とお城に帰った。
 お城に帰ると、すぐに夕食の時間で、食堂に行った。
 食堂に着き、まるで見ていたかのように、ユカから電話が来た。
 「ユカ、どうしたの?」
「マリアさん、今、食堂?」
「ええ、そうよ。」
「じゃあ、夕食教えて。」
「まだ、来てないわ。」
 そこに、バトラーが、夕食を持ってきた。
 「本日は、フィランスのフルコースになります。」
 バトラーの言葉を聞いて、ユカは風雅様におねだりをした。
 風雅様は、仕方なく、フィランスのフルコースを頼んだ。
 ユカは、満足そうに、食事をした。
 「マリアさん、今後も何食べたか、教えてくれる?
同じものを食べたいわ。」
「ユカ、そんなことしても、あたしにはなれないのよ?」
「それでもいいの。
同じものを食べたいし、同じものを着たいの。」
「辞めてもらえる?
迷惑だわ。
それ、立派なストーカーよ。」
「そんなことないわ。
マリアさんと同じもの食べると、王女感が増すの。
だから、お願いね。」
「はぁ…。」
「じゃあ、また明日。」
「ちょっ…ユカっっ!!」
 ユカからの電話は切れた…。
 「マリア。
嫌だろうけど、少しの間、真似させればいい。」
「炎舞様…!」
「大丈夫。
風雅だって、そんなに金ないし、ワガママ聞いてられないよ。
少しの時間、自由にさせておきなよ。」
「わ…分かりました。」
 食堂から帰って、お風呂に入り、子作りをして寝た。