お兄ちゃんたちと、××。

…………カップル恐るべし。

悠雅の彼女を見ることができて満足した私は、気配を殺しながら帰った。



「悠雅ー彼女さんめっちゃ可愛いじゃん!」



その夜。夕飯を食べ終わった私は、一足先に部屋に戻っていた悠雅に今日のことを聞きに行った。

悠雅は拍子抜けした様子で私を見てから、突然急接近してきた。



「真白、お前どこまで見た……?」



どこまで見たって、私が見たこと以上のこともしてたってこと……!?

……さすがに違うか、学校だし。

そんなことを考えている間にも、悠雅はじりじりと近づいてくる。

とうとう壁まで追い詰められて、さすがの私もすべて答える覚悟を決めた。



「キスしたとこ……。」

「……誰かに言ってないよな」

「言ってません」



次の瞬間、私は悠雅に壁ドンされていた。



「えっ……」

「今後誰にも、絶対言わないこと。わかった?」

「…………」

「俺がしようと思えばこの邪魔な口塞ぐことも可能なんだけど」



やばい。悠雅本気だ。声のトーンがすべてを語っている……!



「わ、わかった!誰にも言わないから!」