「え、帰りたい!……けど今日はちょっと大事な用あるから、明日とかならどう?」
「明日なら一緒にいけるのか、嬉しい!じゃあまた明日!」
「うん、またね凛華ー!」
はぁぁ……。ほんっとに可愛い。
凛華とバイバイした後、私は悠雅を探して学校中歩き回った。
悠雅もバスケ部だけど、男子運動部の見学は明日だから今日あたりまた彼女と会ってるはず!
「ねぇゆーが、ここわかんない……」
……ゆーが=悠雅!?ここに居たのか!!
気付かれないように息を殺しながら教室をのぞき込む。
「どれ……?俺が教えてあげる」
「このページの、問3!あたし公式なんて一つも覚えてなくてさぁー」
悠雅の隣にいるのは、巻き髪ギャル……決めつけはよくないか、でも明らかに陽キャ感あふれ出てる先輩。
横で解き方を教えているらしい悠雅。あんな顔も声もできるんだ、妹の私からすれば正直気持ち悪い。
「えっ……!?」
私の目に映ったのは、突然のキスシーン。
えっ、なんでこうなった!?
さっき悠雅がノートを見ようとして彼女と顔が近くなったけど、そのまま流れで……ってこと!?



