えぇ……。いいもん、明日見に行くから。
悠雅に念入りに口止めされたので、その日は私は部屋を後にすることにした。
次の日。
入学式からの1週間は部活の見学期間のため、私はバスケ部の見学に来ていた。
先輩も優しそうだし、同じくバスケ部の見学に来ていた子とも仲良くなることができた。
部活見学は五時までと決まっていたので、私たち一年生は荷物を取りに行くため教室に戻ってきた。
「あの、喜咲さん!」
「もー、真白でいいよー!」
「あっ、じゃあ……真白ちゃん」
私の高校初友達である、桜庭 凛華だ。
さらっさらできれいな黒髪、ぱっちり二重、そして笑顔がさいこーに可愛い!凛華は絶対モテる(確信)。
そしてあろうことにこの美少女、バスケ部志望。お茶とか生け花やってそうなのに、見た目とのギャップが凄まじい……。
「今日一緒に帰らない……?」



