「あれ……?」



私が記憶を取り戻してから一週間後。

気付いたら私は、蒼の部屋にいた。

二人でゲームした後寝ちゃってたのかな?



「あれ、真白起きた?」

「え、悠雅?ここ蒼の部屋じゃ……」

「蒼も晴翔もいるけど」



えぇっ!?みんな勢ぞろいしてるの!?

私が寝てる間に何があったんだ……!?



「しろ、俺もう我慢できない」

「わっ、え??」



なぜか蒼に押し倒された私。我慢できないって何……!?

そのままゆっくり優しくキスされる。

……と思ったら、なんかいつもと違う!蒼の舌が口の中に入ってきて、頭がふわふわしてくる。



「んっ……あ、お……?」



私おかしいかも……何も考えられなくなってきた……。

それが終わった頃には、息も乱れぼんやりとした意識の中で兄たちの声が聞こえた。