昼休み、私が理科室に行くともう悠雅がいた。
こう見るとやっぱ絵になる……けど、やってること最低だから嫌い。
「あ、来た。急にどうしたんだよ真白ー」
「悠雅、亜希菜先輩と付き合ってるでしょ?」
「えっ、何で知って……」
あれ、意外。私が調べないとでも思ってたのかな?
悠雅も、兄としての視野が狭くなってきたのかもしれない。
「でもさぁ、私見ちゃったんだよねーほかの先輩に好きって言ってたの」
私は悠雅の問いかけを無視して話を進める。
「彼女がいるのにわざわざ浮気して何の得になるの?意味わかんないんだけど。見損なった」
「ちょっ、ちょっと待てよ!俺浮気してねーから!」
「はぁ?してたじゃんあの委員長?の人と!」
言い逃れしようったって無駄だ。私はこの耳で全部聞いた。
「亜希菜とは、入学式の次の日に別れた。由紀とはそもそも付き合ってない。」
…………は?入学式の次の日、ってことは私が悠雅に彼女いるんだって言った日の次の日!?しかも由紀先輩(委員長さん)とは付き合ってない!?
こう見るとやっぱ絵になる……けど、やってること最低だから嫌い。
「あ、来た。急にどうしたんだよ真白ー」
「悠雅、亜希菜先輩と付き合ってるでしょ?」
「えっ、何で知って……」
あれ、意外。私が調べないとでも思ってたのかな?
悠雅も、兄としての視野が狭くなってきたのかもしれない。
「でもさぁ、私見ちゃったんだよねーほかの先輩に好きって言ってたの」
私は悠雅の問いかけを無視して話を進める。
「彼女がいるのにわざわざ浮気して何の得になるの?意味わかんないんだけど。見損なった」
「ちょっ、ちょっと待てよ!俺浮気してねーから!」
「はぁ?してたじゃんあの委員長?の人と!」
言い逃れしようったって無駄だ。私はこの耳で全部聞いた。
「亜希菜とは、入学式の次の日に別れた。由紀とはそもそも付き合ってない。」
…………は?入学式の次の日、ってことは私が悠雅に彼女いるんだって言った日の次の日!?しかも由紀先輩(委員長さん)とは付き合ってない!?