POKER LOVE



そうして二人で理事長室をあとにした




「改めてこれからよろしくお願いいたします。早速案内してもらってもよろしいでしょうか」




「お前さあ、だるいから俺に関わんないでくんない?俺案内とかクソめんどくさいことやりたくないんだけど」




は、何なの、この態度、、、私もこんな人に案内してもらいたくないし




「では結構です。あなたなんかに案内されている方が時間の無駄です。」




「は?お前俺に逆らうの?いい度胸してるよね。顔だけは可愛いから遊んであげようと思ったのに真面目ちゃんみたいだしさ。この学園で俺に反抗できるやつ4人しかいないのにそんな口聞いて大丈夫?」




「まあ俺の家の総力を上げればお前なんかの家簡単に潰せると思うけど笑」




は、ほんとにムカつく。この人が案内したくないって言ったんでしょ?




「潰せるもんなら潰してみてくださ。では私はこれで失礼します。」




はあほんとに何なの、初日から最悪。




でも新さんに学校生活を楽しむことも条件に入れられていたしな。




どこで誰が私のことを見ているかわからない。これからは気をつけよう




これから授業かあ、だるいな。まあ今日はいかないとだよね




あ、それより私職員室には行かなきゃいけないんだよね、クラスとかわからないし




それくらいはあんなちゃらそうな男にでも聞いておけばよかった。