―もっと、刺激的な恋を。―

「なぁ、自分ら。 　……誰の女に手ぇ出してんと思てんの？」 　いつも、誰とも関わりを持たない関西弁男子の彼。 　でも、まさか。 「そんなんじゃ敵わへんよ、日明の人間には。」 　……――街一帯を支配している御曹司だとは思わなかった。 　天然ボケしていて、少し頑張り屋さんな少女 　人一倍感情に敏感で、感受性が高い傾向がある 　鈴賀夜優（すずかやゆ） 　× 　一匹狼で口を開けば冷酷な関西弁男子 　裏の顔は極悪世界を牛耳る御曹司 　明暮聖来（あけくれせいら） 　絶対関わる事がないと思っていた財閥と、クラスメイトの秘密。 　つまり弱みを握っている私は、煮るなり焼くなり好きにされる 　――予定だと思っていたのですが！ 「夜優は世界一可愛いで？」 　え、っと……思わぬ甘さに溺れちゃいそうです。 【旧題】冷徹関西男子にどうやら気に入られたようです。

「目の前にいるおれと、テレビの中にいるおれ。 お前はどっちを信じる？」 これはきっと、狂気なんていう 生ヌルいものじゃない。 本能的に、体が彼を求めて、縋って、 ずぶずぶの泥沼の中へ誘われていく。 ……わたしは一体、どこで間違いを犯したの？ 菅生 玲衣 すごう れい 20歳 表の顔▷超人気俳優 裏の顔▶極悪な支配者 ✕ 表の顔▷超地味子 裏の顔▶売れっ子読モ 16歳 刀利 涼香 とうり りょうか 「達観してんじゃねぇ。世の中そんなに甘くないんだよ。……それじゃあ何も、変えられねぇよ」 最初はあなたのことが鬱陶しかった。 でも、同時にその真っ直ぐな生き方を羨ましく思った。 「涼香、おれがお前の世界を変えてやる。だから、おれの背中、目逸らさずちゃんと見てろよ」 その笑顔が、真夏の太陽のように煌めいて、溶けていく。 「これは間違いじゃない。 おれたちは、過ちを犯してなんかいない」 痺れるくらいに甘い熱が体の奥深くを刺激する中 今夜もまた、禁断の時間が幕を開ける ✕✕✕ 「れい…っくん、もう、やめて」 「あー、かわいい。こんなんでぐちゃぐちゃになっちゃって。もっとおれを求めて、縋り倒してよ……涼香」 ──涼香だけは、おれから離れていったりしないで。 悲しげな瞳でわたしを見つめるのは、一体なぜ？ 2人の恋路は、波乱万丈。 恋愛禁止なんて、そんなもんもうどうだっていいんだよ。 おれはそれだけ、お前が大事で大切なんだ。 ◻ 　❏ . 　。 それはまるで、夢中になって心を奪われる、 惑溺のような恋だった。

鳳凰学園・生徒会(仮)×世界No.1暴走族〚FACE CARD〛 生徒会(仮)の席は6つ 6つ目の席はKINGの指名で決まるとか この学園に通う女子誰しもは狙っている席、それが 陸ノ席別名　Secret Jewelry この席に入ったものはFACE CARDメンバーから高校である3年間、命に変えてでも守り抜かれる 壱ノ席　《KING》　　 京極　彗　【kyougoku sui】 弐ノ席　《JACK》　　 鳳凰　志貴　【houou shiki】 参ノ席　《ACE》　　 如月　涼　【kisaragi ryou】 肆ノ席　《JOKER》　会計　　 実澄　琉生　【misumi rui】 伍ノ席　《RIFFLE》　　 八神　遥　【yagami haruka】 知るものはごくわずか陸ノ席 《QUEEN》 上条　玲　【kamizyou rei】 彼女がSecret Jewelryになったのは前代未聞の契約… 「私はなりたくてSecret Jewelryになったわけじゃないからっ」 「俺もお前がSecret Jewelryとは認めていない」 真の自分を隠しながら生きていく二人 暗い闇の中を今もさまよっている。

目覚めた少女は白い檻の中にいた 「お目覚めですか、お姫さま」 檻にケモノはいなくて、いたのは うさんくさい笑みを浮かべるみやびな顔の男 「だれ……？」 「……へえ。憶えてないんだ」 男は口元に怪しい弧を描くと、 少女に目覚めのキスをたきつけた ————カチ。 そうして突きつけてきたのは…… 黒い金属物。 「さて。俺がだれで、ここがどこなのか。 思い出してもらいましょうか、眠り姫」 檻の中で、少女の記憶を辿る物語が始まる ✞ ---------------------- ✞ とある目的を持った眠り姫 白椛 凛桜 - Shirakaba Rio - 姫を惑わす裏世界の支配者 黛 藍良 - Mayuzumi Aira - ✞ ---------------------- ✞ 愛と危険が渦巻くラブサスペンス 2024.4.7　更新開始

表の顔、国立乃沢(のざわ)学園。 山中に位置する、全寮制の高校。 裏の顔、乃沢少年刑務所。 １６歳～１９歳の受刑者が集まる施設。 ――通称、監獄学園。 ■+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-■ 藤枝景依（１６） ーふじえだ けいー 男ぎらいのGebot《ゲボート》次席 「またチビって言った！」 × 大門雷牙（１６） ーだいもん らいがー 日本一のヤクザ赤城(あかぎ)会の縁者にして Verbrechen《フェアブレッヒェン》キング 「けーい。俺、おまえに惚れた。 落とすから覚悟しとけ」 × 財前風真（１７） ーざいぜん ふうまー 冷徹なGebot《ゲボート》主席 「藤枝。俺の嫁にならないか？」 ■+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-■ 監獄学園には２学科が存在する。 看守を育てるGebot《ゲボート》科。 犯罪者が所属する Verbrechen《フェアブレッヒェン》科。 だいきらいな“男”を矯正するために Gebot《ゲボート》次席に登りつめた私を ――まさか口説く男がいるなんて。 「俺をその気にさせたのはおまえだぜ、景依？」 「このまま俺におぼれさせてやる… じっくり、な」 「好きだ、景依。 おまえの心が欲しくてたまらない」 看守が犯罪者に恋をするなんて… あっていいわけがない！ 「藤枝はゆうしゅうな刑務官だ。 嫁にするなら、藤枝以外にはいない」 えっ、なんであこがれの財前先輩が 私にプロポーズを！？ ――監獄学園に訪れる大波乱を見逃すな。 この恋、禁断である⚠️ （※ウェブ版推奨） 旧題:監獄学園Gebot《ゲボート》次席は絆されない！ ――――――――――――――――――― 流血描写があります。 苦手な方はご注意ください。 ―――――――――――――――――――

「俺の傍から離れようなんて考えないでね」 苦しそうに、そう呟き私の肩に頭を預ける男。 一体誰が信じるのだろうか？ この男が残虐非道と名高い 黒鉄組12代目若頭 ｜黒鉄　時雨《くろがね　しぐれ》だと。