いま、私は鳳凰学園の門の前にいる
名門校なだけあって大きすぎる、、、
これから生活するにあたって自分を偽って過ごしていかなければいけない
私は自分でもわかるくらい性格がひねくれている。
少しでも素の性格が出てしまうと退学だって簡単にありえる話
そうなってしまうと上条財閥は潰されてしまう。
ああ、改めて覚悟を決めなくちゃ、、、私の人生どうなるんだろ
なんて思いながら理事長室を探す。
新さんが私のことは話してくれてるらしいけど、、、上条財閥のことは言ってないよね…
バレてたら流石に新さんでも恨むかもしれない
てか、ここの校舎広すぎない!?理事長室見つかんないんだけど、、、
そもそもこんな時期に転校してきて大丈夫だったのかなあ
なんて考え事をしている間に時間は刻々と過ぎてゆく。
はあ、ほんとに意味分からない。それよりさっきからやたら視線を感じる
まあ、見たことのない人がいたら警戒するのは当然だよね、なんせこの学園は将来有望な人しかいないし、
そんなことより、こんなところに地図を見つけた
地図のある学校なんて聞いたことがない
理事長室は5階にあるらしい。
ふう、やっとついた。
コンコンコン「失礼します。この学校に転校してきましたかみ、、、三上玲です。」
危ない危ない上条って言ったら少し怪しまれそうだから苗字は変えとこ

