「いや、手伝ってくれるのはうれしいんだけど……玲衣くんの時間うばっちゃってるんじゃないかなって思って」
「はぁ……いないよ。それに莉緒に協力することが今俺がやりたいことだって前にも言っただろ? 俺の時間うばうとか、気にするなって」
あきれたようにため息をはいた玲衣くんは、手をのばして私の前髪をくしゃっと乱す。
「あ、もうやめてよー。……でも良かった」
髪を乱されて文句を言いつつも、私は内心すごくホッとしてた。
玲衣くん、彼女はいないんだ……。
中学生になってイケメン度が上がったから、もしかしたらいるかもって思っていたから。
「そういう莉緒はどうなんだよ? その……いんの? 彼氏」
「へ? いるわけないでしょ?」
まさか私が逆に聞かれるとは思わなくて素でおどろいた。
特別美人なわけでも可愛わけでもない私に彼氏とか。
……まあ、玲衣くんが彼氏になってくれたらいいな、なんて思ってるけど。
って、本人すぐ目の前にいるのに何考えてるの私!?
「そっか……良かった」
「へ? ごめん、なんて言ったの?」
はずかしいことを考えていた私は玲衣くんの言葉をちゃんと聞いてなかった。
聞き返したけれど、玲衣くんは「なんでもない」ってそっぽ向いちゃった。
「いいから莉緒は続き書けよ。俺も書けた分の下読みするから」
ちょっと素っ気ない感じの玲衣くんはそのままスマホに視線をもどす。
その耳がなんだか赤く見えた気がした。
「はぁ……いないよ。それに莉緒に協力することが今俺がやりたいことだって前にも言っただろ? 俺の時間うばうとか、気にするなって」
あきれたようにため息をはいた玲衣くんは、手をのばして私の前髪をくしゃっと乱す。
「あ、もうやめてよー。……でも良かった」
髪を乱されて文句を言いつつも、私は内心すごくホッとしてた。
玲衣くん、彼女はいないんだ……。
中学生になってイケメン度が上がったから、もしかしたらいるかもって思っていたから。
「そういう莉緒はどうなんだよ? その……いんの? 彼氏」
「へ? いるわけないでしょ?」
まさか私が逆に聞かれるとは思わなくて素でおどろいた。
特別美人なわけでも可愛わけでもない私に彼氏とか。
……まあ、玲衣くんが彼氏になってくれたらいいな、なんて思ってるけど。
って、本人すぐ目の前にいるのに何考えてるの私!?
「そっか……良かった」
「へ? ごめん、なんて言ったの?」
はずかしいことを考えていた私は玲衣くんの言葉をちゃんと聞いてなかった。
聞き返したけれど、玲衣くんは「なんでもない」ってそっぽ向いちゃった。
「いいから莉緒は続き書けよ。俺も書けた分の下読みするから」
ちょっと素っ気ない感じの玲衣くんはそのままスマホに視線をもどす。
その耳がなんだか赤く見えた気がした。



