「くーりーちゃん♪会いたかったよー!」 私は登校一番、栗田に飛びつく。 「っはぁ?え?」 とまどったような声をあげる栗田。 芦田はというと…顔を赤くして逃げた。 やっぱり先に芦田に伝えてもだめかぁ…耐性無いなぁ。 これは、昨日までは普通だったことだ。 そして、今日からも普通にしてみせる。 こちらが“仲良いです”アピールしてたら、大きくあちらから手は出せない。