断罪された公爵令嬢は自分が聖女だと気づき、甘い溺愛の中でもう一度人生をやり直す

「リベス殿下!」

「あれ、もうリベスって呼んでくれないの?」

「隣国の第一王子を呼び捨て出来るわけないでしょう・・・・!」


「駄目だよ、二人の時はリベスって呼ぶこと。他の者がいるときは、リベス殿下で構わない。それと、私と会ったことがあることはグレン殿下には伝えないこと」


「っ!何故ですか?」

「知らないの?ベルシナ国は水不足の対策のため、隣国であるパシュル国に資金援助を求めた。つまり、今は俺に逆らわない方が良いと思わない?」

「・・・・つまり、命令ということですか?」

「そうだね。これで、俺が優しくない人間だってやっと気づいた?」

「からかうのはお辞め下さい。分かりました。リベス、グレン殿下にはリベスに会ったことを言いませんわ」

「いい子だね、エイリル」

「からかわないで下さいませ!」

「いい子のエイリルにはご褒美に助言をあげよう」

「え・・・・?」