薫子はカゴを横へ置くと菊乃を抱きしめた。
「ありがとう菊乃。一番の親友だからね」
「私だって、薫子のこと親友だと思ってる」
離れ離れになってもそれは変わらない。
菊乃が嗚咽を漏らして泣き出したので、薫子も少しだけ涙が出た。
やがて千桜と冴子に身体を支えられるようにして菊乃が本殿から退いていく。
そして千桜と冴子が左右からゆっくりと扉を閉めていく。
薫子はその場に正座をして集まっている村人たちへ向けて丁寧にお辞儀をした。
「今ままで大変お世話になりました」
薫子が最後まで言い終えたとき、本殿の扉は完全に閉められていたのだった。
「ありがとう菊乃。一番の親友だからね」
「私だって、薫子のこと親友だと思ってる」
離れ離れになってもそれは変わらない。
菊乃が嗚咽を漏らして泣き出したので、薫子も少しだけ涙が出た。
やがて千桜と冴子に身体を支えられるようにして菊乃が本殿から退いていく。
そして千桜と冴子が左右からゆっくりと扉を閉めていく。
薫子はその場に正座をして集まっている村人たちへ向けて丁寧にお辞儀をした。
「今ままで大変お世話になりました」
薫子が最後まで言い終えたとき、本殿の扉は完全に閉められていたのだった。



