「のんちゃん、ホント可愛い。なぁ、ハンターになるのなんか止めて【朧夜】に来ない? 俺、のんちゃんのこと気に入ってるんだよね」
「なに言ってるの?」
私が犯罪組織の【朧夜】に?
しかもハンターになるのを止めて?
有り得ない……有り得なさ過ぎて怒りが湧いてくる。
私はその怒りを乗せてそのヘラヘラした顔を蹴り上げた。
「おっと!」
でも梶くんはよけてしまう。
その代わりに私の手を離して距離を取ってくれたからとりあえずは良かったってことにしよう。
「あっぶないなぁ。パンツ見えちゃうよ?」
「うっさい!」
あくまでも余裕な梶くんに私は仕切り直すように真面目な顔をした。
「私が【朧夜】になんて行くわけないでしょう? そんなことより、杏くんをどこに連れて行ったか教えてもらうよ」
「ったく、のんちゃんそればっか」
こんなときでも軽い調子の梶くんにはイラッとする。
「なに言ってるの?」
私が犯罪組織の【朧夜】に?
しかもハンターになるのを止めて?
有り得ない……有り得なさ過ぎて怒りが湧いてくる。
私はその怒りを乗せてそのヘラヘラした顔を蹴り上げた。
「おっと!」
でも梶くんはよけてしまう。
その代わりに私の手を離して距離を取ってくれたからとりあえずは良かったってことにしよう。
「あっぶないなぁ。パンツ見えちゃうよ?」
「うっさい!」
あくまでも余裕な梶くんに私は仕切り直すように真面目な顔をした。
「私が【朧夜】になんて行くわけないでしょう? そんなことより、杏くんをどこに連れて行ったか教えてもらうよ」
「ったく、のんちゃんそればっか」
こんなときでも軽い調子の梶くんにはイラッとする。



