「あ、でも協会への報告は行ってもらうからね?」
「うん、分かってる」
梶くんの――【朧夜】に関することはちゃんと話さなきゃいけないもんね。
「んー? ののねーちゃんどこかいくの?」
美奈都さんとじゃれていた紫苑くんの意識がまた私に戻って来たみたい。
とてとてと私に近づいて来る。
「ちょっと出かけるけれど、ちゃんと戻ってくるよ?」
「そうなの? よかったぁ」
ふにゃあって笑う紫苑くん、ホント天使。
ほのぼのとその笑顔を見ていると杏くんも近づいてきた。
「なんかちょっと拍子抜けだけど、まあ良かったってことか?」
「ははっそうだね」
思っていたよりアッサリ許可が取れたから確かに拍子抜けかもしれない。
「でも数日後にはお別れだったのがこれからも一緒にいられるってことになったんだ。良いことだよ」
杏くんの言葉に訂正を入れるように柊さんが言う。
私は「そうですね」ってうなずいてから、三人に向き直った。
そしてスカートの端をつまんで、お嬢様がするようにお辞儀して宣言する。
「ハンターを目指すヴァンパイア、弧月望乃。これからもメイドとして、みんなをお守りします!!」
END
「うん、分かってる」
梶くんの――【朧夜】に関することはちゃんと話さなきゃいけないもんね。
「んー? ののねーちゃんどこかいくの?」
美奈都さんとじゃれていた紫苑くんの意識がまた私に戻って来たみたい。
とてとてと私に近づいて来る。
「ちょっと出かけるけれど、ちゃんと戻ってくるよ?」
「そうなの? よかったぁ」
ふにゃあって笑う紫苑くん、ホント天使。
ほのぼのとその笑顔を見ていると杏くんも近づいてきた。
「なんかちょっと拍子抜けだけど、まあ良かったってことか?」
「ははっそうだね」
思っていたよりアッサリ許可が取れたから確かに拍子抜けかもしれない。
「でも数日後にはお別れだったのがこれからも一緒にいられるってことになったんだ。良いことだよ」
杏くんの言葉に訂正を入れるように柊さんが言う。
私は「そうですね」ってうなずいてから、三人に向き直った。
そしてスカートの端をつまんで、お嬢様がするようにお辞儀して宣言する。
「ハンターを目指すヴァンパイア、弧月望乃。これからもメイドとして、みんなをお守りします!!」
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