――――?side 浮気をされて泣いている彼女には申し訳ないが、聞きたいことは聞けた。 あとは、泣き終わるのを待つだけ……だと思っていたのに――。 「先生!」 「うわっ!どうしたの?」 ちょうどお茶の時間だったらしい保健医、いきなり扉を開けた俺に相当驚いたらしい。 「校舎裏で女子生徒が苦しみだして、急いできてください!」