相馬さんが私のアパートを訪れてから、一週間。

私の家に一通の手紙が届いた。

「由里へ

俺の連絡先は二年前から変わっていない。

いつでも連絡を待っているから、もう一度チャンスをくれないか」

相馬さんと別れた二年前、私はすぐに連絡先を変えた。

もう二度と連絡しないという自分への決意の表れでもあった。


「チャンスなんてあげるわけない・・・・」


そう呟いた自分の声が震えている気がした。