「森崎先生!何言ってるの!?」

私は大きな声で先生を問い詰める。

「いや、菊野が喜ぶかと思って」

「喜ぶわけないでしょ!先生の馬鹿!」

「まぁいいじゃないか」

「良くないです!保健室は私の唯一の癒しの場所ですよ!学校という名の監獄の中の唯一の癒し!」

私の言葉に先生は苦しそうな顔をした。